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3Dスキャンマスクスペーサー作業工程

暑くなって本当に問い合わせが多い3Dスキャンを使ったオーダメイドのマスクスペーサーは



まずは顔を3Dスキャンして鼻の高さや頬の膨らみや幅、顔の大きさに合わせてベースのフレームを決定



3Dソフトで口の動きによってフレームが動かないように下半分をカットして端点に丸みを持たせるようにしています。この時には頬の部分の長さが大切でここが短いと鼻の自分が倒れてくるのでここの調整は大切です


次に3Dプリンター用のソフトに持っていき、どのようにプロントアウトするのかを計算します。この時の積層ピッチや中身をどのくらい詰めるのかを相当試作を繰り返しています。


そしてプリントアウトです。時間は3時間30分とかなり長い時間をかけて制作します。マスクスペーサーの素材は化粧品のボトルに使われているPETGという素材で比較的熱にも強く弾力のある素材です。


出来上がるとサポート材と呼ばれる積層させるための部分を剥がしていきます。その後はリューターにてバリを取り除いていきます


この工程をしっかりとすることにより滑らかな面になっていきます。特に肌が触れる場所は念入りに滑らかに整えていきます



そして最後は耐水ペーパーにて水をつけながら滑らかに仕上げていきます。はじめは400番の粗めから600、800、1500、3000番と徐々に細かくすることにより滑らかな面を作っていきます。ここは手作業で行っています。



そして完成です。手間が多く販売はしていないのですが暑くて困っている方に向けて何かできるか考えています


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